大学生のとき、同級生が
こんなことを言っていた。
「卒業したらすぐに結婚して
専業主婦になりたーい」
私は目の玉が飛び出るほど
驚愕した。
専業主婦!?
今から20年前。
まだ男女雇用機会均等法が
施行されて10年足らず。
バリバリ働くキャリアウーマンが
注目を浴びていた。
私はそんなパイオニアに
追いつけ追い越せとばかり
働いて一人前になることを
夢見ていた。
男の食い扶持で生活するなんて
まっぴらゴメンだぜ!
そこには、女というだけで
門戸を閉ざしている社会への
反発もあった。
女だって、男性と同じように働き、
能力が認められて然るべきだと
頑なに信じていたのである。
しかし、働き続けて早アラフォー。
ようやく子供がほしいという
母性に目覚めても、年齢的には
かなり、というか相当に厳しい。
私の周りには、子宝に恵まれず、
「もっと若いうちに気づいていれば」と
悔やんでいる女性もいるし、
もはや悔やんでいる時間もないと
不妊治療を始めている女性もいる。
専業主婦になるよりほかに
生きる道がなかったのなら、
こんな後悔や苦労もなかったことだろう。
その意味で、「男は外、女は内」という
性別役割分担は一理あると私は思う。
だけどいくら合理的だからと言って、
無理やり現代にそれをあてはめたところで、
果たして本当に機能するだろうか?
少子化は止まるだろうか?
そんな単純な話じゃない。
第一、人間はそんな合理的にはできていない。
駒を動かすようにはいかない。
「女だから」という理由だけで
専業主婦になることを求められたら、
少なくとも私はものすごく抵抗を感じる。
それに共働きでなければ
やっていけない世の中で、
専業主婦はもはや「特権階級」と
言ってもいいくらいだ。
なりたくてもなれない。
百歩譲って、そんな特権階級の女性が増えたとする。
だけど、少子化で国家存亡の危機だから
子供を産もうと思う女性が
果たして世の中にどれほどいるのだろうか。
女って、国家のために子供を産むの?
違うでしょ。
少子化って、女が専業主婦になれば
済む話では全然ないのだ。
俺には関係ないね、と思っている男性諸君、
そう、そこのアナタ!
テーマは「専業主婦・是か非か」だけにとどまりません。
やわらかいテーマであるだけに、
家庭の話から少子高齢化、果ては日本国家の行方まで、
縦横無尽に話が展開していくことでしょう。
予定調和ナシの白熱ナマ議論、
男性にこそ参加していただきたいものです。
女のホンネが聞けますよ。
応募締切まであと2日
奮ってご応募ください。
テーマ
『専業主婦が女のあるべき姿なのか?』
平成26年3月2日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
入場料は、お一人様1000円です。
参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
なお今後は不定期開催となるため、
往復ハガキでの応募は中止させて頂きます
応募〆切 は 平成26年2/19(水) です。
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております